
「ティファールの電気ケトルにリコール」が発表され、世間で話題となっています。
人気の製品なので、今使っている方は当然心配ですよね…
でも実際、何が問題で、どこを見ればいいのか…?
焦っていると何から手を付ければいいのか分からなくなりますよね。
わたしもそうです!
すぐに答えが出せる人は多くありません。
そんなわたしと同じのあなたが迷わないように、この記事では以下の情報をまとめました!
- 自宅のケトルが対象かどうかの見分け方
- 対象だった場合の申し込み方法
もしもの不安を放置せず、たった数分の確認で安心を手に入れましょう。
目次
ティファールのリコール内容とは
ティファールの電気ケトルは、毎日使う家電の定番。
朝のコーヒーやカップ麺などに欠かせない存在ですよね。
そんな身近なアイテムに、まさかの不具合が見つかったとなれば、気にならないわけがありません。
2025年9月16日、ティファールの輸入販売元である「グループセブジャパン」から、
正式にリコールが発表されました。
【呼びかけ】ティファールの電気ケトル、発火の恐れで約418万台無償交換https://t.co/xZHz8MPo3v
電気コードの使い方によってはコンセントから発火する可能性があることがわかったと発表。対象は2021年10月から2024年7月までに作られた特定の製造ロットのものだという。 pic.twitter.com/3nnifIcj48
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 16, 2025
その内容は、電源コードの破損による発煙・発火の恐れがあるというもの。
しかも、対象製品は約418万台(公式発表によると正確には418万台)という大規模なリコールです!
なにが原因?
リコールの原因は、電源プレート(プラグ部分)の構造上の弱点です。
以下のような使い方をした場合、プラグ部分が破損するリスクがあります。
- コードを強く引っ張る
- 無理に折り曲げて収納する
- コードだけを持って持ち上げる
こうした扱いが続くことで、プラグが傷み、最悪の場合、発煙や発火につながる危険性があるのです。


2024年4月~2025年7月までに、実際に16件の事故報告が寄せられています。
そのうち1件では、使用者が指に軽いやけどを負ったとの報告も。
決して「念のため」のリコールではありません。
実際に被害が出ているからこその、安全対策なのです。
本体はどうなるの?
「え、ケトルごと交換なの?」と思いますよね。
でもご安心ください。
今回のリコールで交換対象となっているのは、あくまで電源プレート(ケトルの台座部分)だけです。
ケトル本体には問題はなく、そのまま使用できるそうです。
新しい電源プレートと交換すれば、安全に使い続けることが可能です。
引用元:ティファール公式HP
対象製品はいつ作られたもの?
対象になっているのは、2021年10月〜2024年7月までに製造された一部のロットです。
特にリコール対象として発表されたのは、以下のようなシリーズです。
- ジャスティン プラスシリーズ
- アプレシア プラスシリーズ
- そのほか、ウォッシャブルタイプなどを含む20種類以上のモデル
製品ごとにリコール対象の期間が異なるため、「品番」と「製造番号」の両方での確認が必須です!


使い慣れたケトルが、思わぬリスクを抱えていたら怖いですよね。
では次は、自身の持っている製品の製造番号が実際にリコール対象なのか?
を詳しく解説していきます。
ぜひご自身のケトルと照らし合わせながら、読み進めてみてください!
リコール対象の「製造番号」「品番」は?
「うちのケトル、底に4桁の数字“〇〇〇〇”は書いてあるけど…」
そんな不安の声が、SNSや質問サイトでも増えています。
この4桁の数字は製造番号なんですが、何を意味するのか気になりますよね。
実際、ティファールの公式発表でこの番号に関する情報が明らかになっています。
では、リコール対象の番号はいくつなのか?
順を追って見ていきましょう。
4桁の製造番号の見方とは?
ティファール製品の底面ラベルには、英数字の組み合わせが表示されています。
その中にある「4121」や「1022」などの4桁の数字は製造週と製造年を表すコードです。
具体的にはこのようなルールで読み取ります:
- 前2桁:製造週(01〜52)
- 後2桁:製造年(21=2021年、22=2022年 など)
つまり、「4121」は2021年の第41週(=10月中旬頃)。
「1022」は2022年の第10週(=3月上旬頃)に製造された製品ということになります。


注意してほしいのは、4桁の番号は単純な日付の連続ではないという点です。
製造番号は「週+年」で構成されているため、見た目が連番でも、数字の大小で対象の可否を判断できるわけではありません。
あくまでもこれは「製造ロットを示す範囲」であり、モデルごとに対象期間が異なるのがポイントです。
「品番」も確認!
「製造番号が範囲内ぽいし、たぶん対象だよね?」
そう思った方、ちょっと待ってください!
製造番号が一致していても、品番が異なる場合は対象外の可能性があります。
たとえば、「4121」という番号でも…
- KO340176 → 対象
- KO1531JP → 非対象(※2025年9月時点ではリスト外)
このように、番号が同じでも、品番が違えばリコールの対象外になることがあるのです。
迷ったら、公式リストや画像を確認
「品番なんて覚えてないよ…」
「文字が小さくて読めない…」
そんなときは、ティファール公式サイトの確認用画像一覧を使いましょう。
製品の底面にあるラベルや刻印を、実際の写真と見比べながらチェックできます。
引用元:ティファール公式HP
ラベルが見つからない場合は?
- 「ラベルが剥がれてしまった…」
- 「どこを見ても番号が書いてない…」
そんなときは焦らずに。
一部のモデルでは、ラベルではなく底面に直接刻印されているケースもあります。
本体の底のくぼみやフチなども、よく見てみてくださいね。
どうしても分からない場合は、ラベルや底面の写真を撮って公式サポートに送るのも一つの方法です。
引用元:ティファール公式HP
大事なことは、「番号が近いから大丈夫」と油断しないこと。
逆に、「対象かも?」と思った時点で確認しておくことが、安心と安全につながります。
次の見出しでは、実際にどうやって確認し、申し込めばいいのか?
その手順を具体的に紹介していきます。
「うちのケトル、どうすればいいの?」と感じた方は、ぜひ続きをご覧ください!
確認方法と対応手順まとめ
「リコール対象かもしれないけど、どうやって確認するの?」
そんな疑問を持っている方、多いと思います。
ここでは、ティファール電気ケトルの対象製品の確認方法と、
無償交換の申し込み手順をわかりやすくご紹介します。
難しいことはありません。
必要なのは、製品の底をチェックするだけです!
①【製品の裏側をチェック】
ケトルの底をひっくり返してみてください。
そこに貼られているラベル、または刻印に注目しましょう。
確認すべきは以下の2つです。
- 製品品番(例:KO340176など)
- 4桁の製造番号(例:4121、1022など)
この2つの情報が、ティファール公式のリコール対象リストに一致していれば、交換の対象です。
対象の製品かの確認はコチラ➡ティファール公式HP
②【製品品番と製造番号の両方を確認】
重要なのは、製品品番と製造番号の“両方”が該当していること。
例えば、同じ「4121」という製造番号でも…
- KO340176 → 対象
- KO1531JP → 対象外
このように、番号だけで安心してしまうのは危険です。
必ず“セット”で確認しましょう。
申し込み方法
対象製品だと分かったら、次は申し込み手続きへ。
以下の方法から選べます。
【オンラインで申し込み】
- ティファールの公式サイトから申し込みフォームにアクセス
→ティファール公式HP - 製品品番と品名の入力
- お届け先を入力
【電話で申し込み】
- 電源プレート無償交換事務局
- フリーダイヤル:0120-105-388
- 受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)
ティファールのリコール対象か、今すぐ確認を
ティファールの電気ケトルは、日常生活に欠かせない存在ですよね。
だからこそ、今回のリコール情報は多くの家庭に関係する可能性があります。
該当モデルと番号が一致すれば、無償で電源プレートの交換が受けられます。
手続きはとても簡単。
ラベルを見て、確認して、申し込むだけです。
まだ確認していないという方は、今すぐケトルの底をチェックしてみましょう!
“うちは大丈夫”と思っていた人ほど、対象だったという声も少なくありません。
数分の確認が、家族の安全につながります。
見逃さず、賢く対応していきましょう。
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