ロングコートダディ―が面白くないという声について賛否の声を集めてまとめた記事のアイキャッチ

ロングコートダディがKOC2025で優勝しました!

華々しい快挙ですが、SNSではちょっと意外な反応も…

  • 「ロングコートダディって、なにが面白いの?」
  • 「正直ピンとこなかった…」

そんな声が、じわじわと広がり、

「ロングコートダディ 面白くない」というワードも上昇。

漫才やコントに詳しい人ほど、この評価の分かれ方に戸惑っているようです。

賞レースでの優勝が、かえって賛否を生んでしまった理由とは?

この記事では、彼らのネタの特徴やネットの反応をもとに、

なぜ「面白くない」と言われてしまうのかを丁寧に解き明かしていきます。

ロングコートダディがKOC2025優勝

2025年10月11日。

TBS系「お笑いの日2025」で放送されたキングオブコント2025(KOC2025)

この日、ロングコートダディが見事な成績で優勝を果たしました。

大会には過去最多の3449組がエントリー。

その激戦を制したのが、トップバッターで登場したロングコートダディだったのです!

ファーストステージでは474点を獲得。

ファイナルステージでは471点という高得点を記録しました。

合計945点という結果で、や団(937点)レインボー(918点)を抑えて、堂々の1位に輝いたのです。

まさに快挙!

と思いきや、ネット上では意外にもこんな声が…。

  • 「え、優勝?や団の方が笑えたけど」
  • 「静かすぎて、KOCで見る感じじゃなかった」
  • 「全然笑えなかったんだけど…」

驚きのコメントが次々と投稿されていました。

せっかくの優勝にもかかわらず、「面白くない」という反応が出てしまうのはなぜなのでしょうか?

 

ロングコートダディ(通称:ロコディ)は、吉本興業所属のベテランお笑いコンビです。

結成は2009年。

芸歴はすでに16年以上になります。

  • 堂前透(どうまえ とおる)さん(ツッコミ)↓↓
    福井県出身。冷静で知的な雰囲気が特徴です。
    ネタ作りでは、主に言葉や日本語表現を担当しています。

堂前透

引用元:Instagram

 

 

 

  • 兎さん(ボケ)↓↓
    岡山県出身。マイペースで不思議なキャラが魅力です。
    カタカナのセリフや奇抜な発想でネタにアクセントを加えます。

兎

引用元:Instagram

彼らのスタイルは、シュールで文学的な世界観が特徴。

「大爆笑!」というよりは、“ジワジワくる笑い”や“余韻が残るネタ”が持ち味です。

キングオブコント2025の大会で披露したのは、以下の2本。

  • 1本目「地底人」
    自己肯定感の“暴走”をテーマにしたシュールなコントです。
    社会風刺的な要素を含みながら、キャラ設定と会話で笑いを誘いました。
    審査員・秋山竜次さんからは「泥くさくて計算された笑い」と絶賛されています。
  • 2本目(タイトル非公開、発砲モチーフ)
    どんでん返しのあるストーリー構成が特徴。
    発砲をモチーフにしたラストシーンで強烈な印象を残しました。

      堂前さんは優勝後に、「これで賞レースは卒業するかも」とコメント。

      一方、兎さんは「おめでとう。ただやるだけ」と、相変わらずのマイペースぶりを見せました。

      爆発力より、完成度と静かな笑いを武器にしたロングコートダディ。

      しかし、それがすべての人に受け入れられたわけではありません。

      次の見出しでは、なぜ“面白くない”と言われるのか――その声の背景を詳しく見ていきます。

      ロングコートダディはなにが面白くない?

      KOC2025での優勝にもかかわらず、SNSではこんな声が目立ちました。

      • 「ロングコートダディ、正直そんなに面白いか?」
      • 「審査員の好みじゃないの?」
      • 「2本目のネタ、まったく笑えなかった…」

      実際、「ロングコートダディ 面白くない」という検索ワードが急上昇しています。

      なぜ、ここまで評価が割れているのでしょうか?

      その理由を、ネット上の反応から探っていきます。

      まず多かったのは、展開が難解だったという指摘です。

      2本目のネタ(タイトル非公開)では、“発砲”をモチーフにしたどんでん返しが仕掛けられていました。

      ロングコートダディ2本目のネタの画像

      終盤に向けての演出は印象的でしたが、そこに至るまでの流れが長く、展開が見えにくいという声も。

      • 「結末は面白い。でも途中が退屈で集中できなかった」
      • 「伏線っぽいけど、説明が少なくて理解が追いつかない」

      笑いどころが分からないという意見が目立ち、オチ重視の構成が裏目に出たとも考えられます。

      ロングコートダディの武器は、独特な世界観とシュールなボケ

      しかし、それが“分かりにくい”と感じる人も少なくありません。

       

      1本目の「地底人」は、自己肯定感の暴走をテーマにしたコントでした。

      ロングコートダディ1本目のネタの画像

      キャラ設定と会話で描かれるその世界観に、「深い」と感じる人がいる一方で…

      • 「意味は伝わったけど、笑えなかった」
      • 「真顔で終わっちゃった。シュールすぎる!」

      シュールな笑いは、相性の良し悪しがはっきり出るジャンルなのかもしれません。

       

      KOCのような賞レースでは、「爆笑」がウケる傾向があります。

      その点で、ロングコートダディのような“静かにじわじわくる”スタイルは、やや地味に映ったのかもしれません。

      • 「派手なボケがないから、印象に残らなかった」
      • 「KOCってもっと勢いのあるコンビが勝つイメージだった」

      また、2位だったや団(937点)は、分かりやすい設定とテンポの良さが特徴。

      比較されるのも無理はありません。

      「大会で観たいネタ」と「劇場で観たいネタ」は違う――そんな声も納得です。

      ロングコートダディは、M-1 2022で3位に入賞し、KOCでもこれまでに複数回決勝に進出しています。

      すでに実力派として認知されており、「やっと優勝か!」という空気もありました。

      だからこそ、ハードルが上がっていたのかもしれません。

      • 「もっと爆発的にウケると思ってた」
      • 「良かったけど、“ついに来た感”はなかったかな」

      期待が高すぎると、少しのギャップで失望に変わる。

      これはどんなジャンルでもよくある話ですよね。

      このように、「面白くない」と言われた背景には、スタイルの個性や大会との相性、

      そして期待とのズレが関係していそうです。

      でも一方で、

      • 「ロコディ最高!」
      • 「この空気感がたまらない」

      という声もたくさんあります。

      次の見出しでは、そんな肯定的な意見やロコディの魅力について深掘りしていきます!

      賛否の声から分かる理由

      ロングコートダディのKOC2025優勝には、賛否の声が大きく分かれています。

      ある人は「最高だった!」と絶賛し、

      また別の人は「よく分からない…」と首をかしげていました。

      ここまで反応が二極化する芸人も、珍しいのではないでしょうか?

      なぜ、こんなにも評価が割れてしまうのか。

      その理由を、肯定派と否定派の視点から見ていきましょう。

      【肯定派】

      ロングコートダディのファンは、ネタの構成力やテーマ性に注目しています。

      1本目の「地底人」では、“自己肯定感の暴走”というテーマが盛り込まれていました。

      それを、シュールなキャラ設定と会話で表現し、独特の世界観をつくり出しています。

      • 「一見ふざけた設定だけど、よく見るとめちゃくちゃ考えられてる」
      • 「セリフの一つひとつが計算されていてすごい」

      さらに、1本目と2本目でテイストがまったく違うのに、どちらも成立しているのがすごい!という声も。

      細かい間や演技力まで評価するファンも多く、

      「分かる人には刺さる」タイプのお笑いとして支持されています。

      芸人仲間からの反応も見られ、

      構成や空気の使い方に感心するコメントも出ていました。

       

       

      【否定派】

      一方で、否定的な意見の多くは、もっと分かりやすく笑いたかったというもの。

      • 「考えながら見るのは疲れる…」
      • 「深読みしないと面白くないってのは、ちょっと違うかな」

      勢いで笑わせるタイプの芸人が好きな人にとって、

      ロングコートダディの“静かなネタ”はどうしても物足りなさを感じるようです。

      たとえば、2位のや団のようにテンポが良くてシンプルな構成だと、

      笑いにダイレクトで届きやすいですよね。

      その点で、「分かりづらさ」がマイナスに働いてしまった可能性もあります。

       

       

      KOC2025放送後、

      「ロングコートダディ 面白くない」というワードがX(旧Twitter)やGoogleで検索急上昇しました。

      ネガティブな反応ではありますが、

      逆にいえばそれだけ多くの人が気になっていた証拠とも言えます。

      • 「こんなに話題になるなら、むしろ勝ちでしょ」
      • 「炎上してるってことは、それだけ注目されてるってこと!」

      つまり、「面白くない」と言われることすら、

      ロングコートダディという存在の影響力の大きさを示しているのかもしれません。

      ロングコートダディのネタは、全員が同じように笑えるタイプではないのかもしれません。

      これはでも、どのお笑い芸人さんも同じですね。

      だからこそ、

      • 「分かる人には最高!」
      • 「分からない人には難解…」

      と評価が真っ二つに割れるのです。

      ですが、それが悪いこととは限りません。

      お笑いは芸術と同じで、好みや感性によって感じ方が大きく変わる世界です。

      だから、「面白くない」という感想もまた、“作品に反応している”という点では価値があるのではないでしょうか?

      まずは、自分の目で見て、どう感じるか。

      それが、いちばん大事なことかもしれません!

      まとめ

      ロングコートダディのKOC2025優勝は、確かな実力の証です。

      ただ、そのネタに対して「面白くない」という声が出たのも事実。

      でも、それは単なる否定ではありません。

      “ネタのスタイル”や“見る側との相性”によって、感じ方が大きく変わる――それが今回の議論の本質です。

      「難しい」と感じた人もいれば、「深くて面白い!」と感じた人もいます。

      笑いに“正解”はありません。

      むしろ、ここまで評価が分かれるからこそ、

      ロングコートダディというコンビの個性が際立っているのかもしれませんね。

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