
女優の広末涼子さんが2025年5月2日「甲状腺機能亢進症」と診断されたことを明かしました。
あわせて、芸能活動をしばらくお休みして治療に集中するとのことです。
このニュースを聞いて「甲状腺機能亢進症ってなんだろう?」と思った人、多いのではないでしょうか?
今回はこの病気について、広末さんの体調の変化とあわせてわかりやすくまとめてみました!
目次
広末涼子が公表した甲状腺機能亢進症とは
甲状腺(こうじょうせん)は、首の前側にある小さな臓器です。
ここで作られる「甲状腺ホルモン」が、体のエネルギーをコントロールしてくれています。
でも、このホルモンが必要以上に出てしまう状態になると…体が暴走気味になるんです。
それが「甲状腺機能亢進症」と呼ばれる病気なんですね。
体はもちろん、こころにも影響が出ることもあります。
今回、広末さんはこの病気と診断され、治療を最優先にすることを選びました。
公表には、きっと勇気がいったはずです。
主な症状を分かりやすく解説
この病気になると、体がずっと全力疾走しているような状態になります。
そのため、いろんな症状があらわれるんです。
たとえば…
- 暑くなくても汗をかきやすくなる
- 心臓がドキドキして落ち着かない
- 食欲があってもどんどんやせてしまう
- 手が小刻みにふるえる
- イライラしやすくなるし、集中力も続きません
- 夜、なかなか眠れないことも…
- すぐに疲れてしまう体
- 首の前がふくらんでくる(甲状腺の腫れ)
まるで「スイッチが入ったまま戻らない」ような状態かもしれません。
本人も「なんか変だな?」と思っても、病気と気づかないことも多いようです。

広末涼子に現れた体調の変化
広末さんは、以前から体調不良が続いていたようです。
とくに、気分の波が大きくなることがあったといいます。
事務所の発表では、「本人も気づかないまま体調が悪化していた」とのこと。
これは、ホルモンのバランスがくずれることで、精神的にも不安定になる可能性があるからなんですね。
イライラしたり、涙もろくなったり、眠れなくなったり…
どれも日常でよくあるような症状ですが、積み重なると危険信号です!
「なんとなく元気が出ない…」そんな日が続くなら、一度検査を受けてみるのもアリかもしれません。
バセドウ病との関係と特徴
甲状腺機能亢進症の中でもとくに多い原因が「バセドウ病」です。
これは、体の免疫が間違って自分の甲状腺を刺激してしまうことで起こります。
すると、ホルモンがどんどん出すぎてしまうんですね。
バセドウ病になると、さきほどの症状に加えて…
- 首の前がはれてくる
- 目が出てきたように見える(眼球突出)
といった、特徴的な変化が見られることもあります。
この病気は、女性に多く、10代後半から30代にかけて発症しやすいと言われています。
「広末さんも、以前から何らかのサインが出ていたのでは…?」と考えたくなりますね。
女性に多い理由と主な治療法
この病気が女性に多い理由は、女性ホルモンや免疫の働きが深く関係しているからと考えられています。
とくに、妊娠・出産・ストレスなどがきっかけになることもあるそうです。
主な治療法
- 薬でホルモンの量を調整する方法
- 放射性ヨウ素を使って甲状腺の働きを抑える方法
- 手術で甲状腺の一部を取り除く方法
どの治療を選ぶかは、医師との相談のうえで決められることがほとんどです。
きちんと治療を受ければ、ふつうの生活に戻る人もたくさんいますよ!
焦らず、無理せず、じっくり治していきましょう!
広末涼子への反応と世間の声
広末さんの発表に、SNSでは驚きと応援の声があふれました。
「無理しないで」「また笑顔が見たい!」
ファンはもちろん、同じ病気を経験した人たちからもメッセージが届いています。
それと同時に、「こんな病気があるなんて知らなかった」という人も多かったようです。
今回の発表は、病気に対する理解や関心を広げるきっかけになったと言えそうですね。
まとめ
甲状腺機能亢進症は、体とこころのどちらにも影響が出る病気です。
でも、治療すればちゃんと良くなりますし、前向きに生活を取り戻している人もたくさんいます。
「なんだか最近おかしいな?」と感じたら、体からのサインかもしれません。
がまんせず、専門の医師に相談してみましょう!
広末涼子さんがまた元気に戻ってくる日を楽しみにしています!
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