
イラストや漫画で時代を彩ってきた江口寿史(えぐち ひさし)さん。
その独特な感性の裏側には、どんな家庭環境があるのでしょうか?
2度の結婚、3人の娘たち、元アイドルの妻——。
華やかなキャリアとは対照的に、私生活についてはあまり語られてきませんでした。
けれど、彼の発言や投稿をたどっていくと、静かでリアルな家族の姿が見えてくるのです。
今回は、江口寿史氏の家族構成をもとに、妻・子供・元妻との関係性や、
現在の家庭の様子に焦点をあてていきます。
江口寿史の家族構成とは?
江口寿史氏といえば、『ストップ!! ひばりくん!』や『すすめ!!パイレーツ』で一世を風靡した漫画家。
イラストレーターとしても、広告や書籍の表紙で幅広く活躍しています。
そんな江口氏の家族について、複数の情報源から家族の輪郭が少しずつ見えてきました。
2025年10月現在、江口寿史氏の家族構成はこのようになっています。
- 妻:水谷麻里さん(現在の妻)
- 元妻:一般女性(果歩さん)
- 子供:娘3人(うち1人は前妻との子)
2度の結婚をされ、子供は全員娘さん。
3人ともすでに成人しているようです。
なお、一部の名前(たとえば長女・みのりさん)を除き、顔写真などは一切公表されていません。
ただし、InstagramやX(旧Twitter)などの投稿から、
家族に関する小さなエピソードが垣間見えることがあります。
特に印象的なのが、現妻・水谷麻里(みずたに まり)さんの存在です。
彼女は1980年代に活躍した元アイドルで、資生堂主催のコンテストでグランプリを獲得した実績もあります。
結婚後は芸能界を引退し、公の場にはほとんど姿を見せていません。
その選択が、江口氏の家庭観にも通じるように感じられますね。
また、娘さんたちに関しても、詳細な名前や活動は非公開ですが、
誕生日や卒業式の思い出が時折語られています。
「仕事と家庭、どちらを優先すべきか?」
江口氏も、そんなジレンマに向き合ってきた一人の父親のようです。
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投稿には、娘の卒業式に出席できなかった後悔も綴られていました。
その一言が、多くのファンの胸に響いたのではないでしょうか。
創作活動の裏にある、ごく普通の家族の姿。
そこには、漫画家・イラストレーターとは違う、“父としての江口寿史”が見えてくるのです。
妻・子供・元妻の詳細情報
江口寿史氏の家族構成がわかってきたところで、今度はそれぞれの人物について、もう少し踏み込んでみましょう。
- 「今の奥さんってどんな人?」
- 「子供はどんな暮らしをしているの?」
- 「前の奥さんとの関係は?」
そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
現在の妻・水谷麻里
まずは、現在の妻・水谷麻里さんについてです。
実は彼女、1980年代に活躍していた元アイドル。
1986年には、資生堂の「ミスヘアコロン・イメージガール・コンテスト」でグランプリを獲得しています。
その後はDJやCM出演など、メディアでも広く活動していました。
そして1990年、江口氏と結婚。
当時、水谷さんは21歳という若さで芸能界を引退しました。
表舞台からは姿を消しましたが、Instagramに投稿されたホンダスーパーカブの写真と共に語られた
“若妻時代”のエピソードには、ふたりの初々しい関係性が感じられます。
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また、江口氏がSNSで「妻は森高千里です」と冗談めかして語ったことも。
そんな投稿からは、ユーモアと親しみのある夫婦関係がうかがえますね。
はい、そうです。妻は森高千里です。 https://t.co/OE8FByL4sx
— 江口寿史 (@Eguchinn) September 28, 2024
元妻と子供
次に、江口氏の元妻について。
お名前は「果歩さん」とされており、1980年代後半に結婚。
その後、離婚されています。
この元妻との間には、長女・みのりさんが誕生しました。
みのりさんの話については、江口さんのInstagramにもたびたび登場。
誕生日に西荻グレースのチョコレートケーキを贈った様子なども投稿されています。
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現在は30代後半と見られ、すでにご結婚されている可能性もあるかもしれません。
ただし、みのりさんのプライバシーについてはしっかり守られており、詳細は明かされていません。
江口氏が仕事に没頭するあまり、卒業式に出られなかったことを後悔する投稿も残されています。
その一文からは、父親としての葛藤や後悔が感じ取れます。
水谷麻里さんとの間に生まれた2人の娘さん。
こちらは2人とも成人済みですが、名前や顔出しは一切ありません。
それでも娘さん達とのエピソードはSNSでたまに語られており、家族仲が良好な印象をうけます。
長女25歳の今年のバレンタインがまた前年に増してどうかしてた!これは暗に「オヤジマンガ描け」というメッセージだろうか。一方、詰めの甘さ部門全国第2位の中3次女は「今回ちょっと失敗しちゃって、とて… https://t.co/NnnVyrbfbk
— 江口寿史 (@Eguchinn) February 14, 2017
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うちの女たち(嫁、長女、次女)が今、揃いも揃ってショートボブの同じような髪型なので、うしろから見ると見分けつかない。もう描く絵もボブだし、公私にわたってボブに埋もれて死ぬまで生きます。
— 江口寿史 (@Eguchinn) March 13, 2020
子供をいつまでも可愛かったあの頃のままと同じ人間だと思うことからあらゆる不幸が始まる。親と子双方に。これは親子だけの話じゃなくて友達でも恋人でも、あらゆる人間関係に言える話。人は違う人間に変わりながら成長していく。自分だって変わっているんだしね。
— 江口寿史 (@Eguchinn) January 24, 2020
公の場で語られることは限られていますし、プライバシーを守る姿勢も一貫しています。
その距離感こそが、家族への深い思いやりなのかもしれませんね。
江口寿史の家庭と現在の私生活
イラストレーターとして作品を生み出す日々のなかで、どんな私生活を送っているのか――。
それを知りたくなる人も多いのではないでしょうか?
現在、江口氏が暮らしているのは東京都・吉祥寺近辺だと推測されています。
落ち着いた住宅街や、クリエイティブな文化が根付く街としても知られており、
漫画家やアーティストが住みやすい環境として人気のエリアです。
SNSなどからも、カフェや自然のある空間で創作に向かっているような気配が感じられます。
この場所で、江口さんは創作活動と家庭生活を両立しているようです。
江口氏は普段、家族についてあまり多くを語りません。
しかし、SNSを通してわずかにこぼれる言葉から、穏やかで繊細な家庭像が浮かんできます。
たとえば、娘の卒業式を懐かしむ投稿や、「締め切りで出られなかったことが悔やまれる」と綴ったエピソード。
その一言に、親としての後悔や思いやりが詰まっていました。
漫画家という職業は、時間も不規則で精神的にもハード。
家族とのすれ違いや葛藤は、きっと一度や二度ではなかったはずです。
それでも、そうした経験があるからこそ描ける“人間味”が、江口作品の魅力になっているのかもしれません。
コミック『妻が口をきいてくれません』という作品への推薦コメントで以下の様に発言されています。
これはキツイお話。しかし子育て中の夫婦にはどこにでも起こりうる話。
「傷つけ合い」ではなく「傷つき合い」のお話。
結婚した男女から「恋」が消えて「夫婦」というものになるまでのお話。
たくさんのご夫婦が一緒に読んで話しあったらいいと思います。
江口寿史(漫画家・イラストレーター)
引用元:よみタイ
江口氏のこの言葉からは、締め切りと家族の狭間で揺れる父親の姿が浮かびます。
自身の娘さんたちとのエピソードを振り返る投稿のように、日常の小さな「傷つき合い」が、
江口氏の創作の源泉になっているのかもしれませんね。
まとめ
江口寿史氏の家族について知ることで、彼の作品にはない“もう一つの姿”が見えてきました。
元アイドルの妻との静かな暮らし。
娘たちへの想いと、家族とのちょうどいい距離感。
そして、積み重ねてきた日常の中にある、父としてのまなざし。
そのどれもが、表には出ないけれど、創作を支える確かな土台になっているように思えます。
一部作品をめぐる指摘もあり、江口氏自身の発信に注目が集まっています。
そんな今だからこそ、改めて“家庭”というキーワードが心に響きます。
作品の外側にある、人としての江口寿史。
その背景には、静かで揺るぎない“支え”がありました。
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