渋沢栄一の新一万円札をご祝儀に使うのはマナー違反だはないか?というニュースが話題になっています。
「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一ですが、女性関係でも色々なエピソードがあるんです。
その中でも愛人と妻を同居させるという、浮気を連想させるエピソードが波紋を呼んでいるようです。
しかし、偉人には様々なエピソードがつきものです。
そこで、今回気になった以下の事に関して記事を書いていこうと思います。
- 渋沢栄一の女性関係のエピソードの真相はどうなの?
- ご祝儀のマナー的にはやっぱりNGなの?
- 福沢諭吉はマナー違反にならないの?
目次
渋沢栄一の新1万円札マナー違反はおかしい?
ネットでこんなニュースが話題になっているんです!
「新1万円札は結婚式のご祝儀に適さない」という新マナーが物議を醸しているという内容です。
結婚式に招待されたことがある方はご存じだと思いますが、招待された際は「ご祝儀」を包むのがマナーになっています。
主なマナーとしては以下の様なものがありますよね(昔からある一般的なものです)
- ご祝儀は必ず新しいお札で包む
- 金額は3万円や5万円などの奇数にするのが一般的
今回話題になっているのは、この新札を用意する際にはもう渋沢栄一さんのデザインになってしまう事と、その渋沢栄一の女性関係のエピソードが結婚式の場によろしくないんじゃない?
という事なんです。
渋沢栄一の女性関係のエピソードの真相
渋沢栄一の女性関係のエピソードを簡単に説明します!
- 19歳で従妹の尾高千代と結婚。
- 結婚後も奔放な女性関係があった。
- 京都への道の中で積極的に女遊びをしていた。
- 自分の回顧録でも「若い頃はかなりよく遊んで、芸者との噂も立てられた」と反省している。
- 妻・千代が健在の頃から、大内くにという妾がおり、渋沢邸で一緒に暮らしていた。千代もこれを受け入れていた。
- 68歳の頃でも、真砂に住んでいる妾を頻繁に訪れていたことが日記からわかっている。
- 妻・千代が亡くなった後、芸妓だった伊藤兼子と再婚。
- 「明眸皓歯(美女)以外は恥ずかしいことはない」と周囲に漏れるなど、女性関係のスキャンを隠す気はなかった。
女性関係だけみると奔放な印象を受けるかもしれませんね。
少し一般的な家庭とは考え方や価値観が違うのかもしれませんが、妻である千代さんは妾との関係を受け入れていいたそうなんです。
また、千代さんとくにさんの写真も残っているんです。↓↓
客観的にみると不倫してるじゃん!という見方もできますが、渋沢夫妻の価値観では許容されているようです。
お子さんもくにさんに懐いていたというお話です。
ここまでくるともはや私のような凡人には理解できませんが、そういう家族の形なんだという風に納得するしかなさそうです。
渋沢栄一の人間性
渋沢栄一は、温厚な人柄と卓越した交渉力で多くの事業家や政治家を魅了しました。
約500もの企業の設立に隣接し、私生活では複数の妾を持ち、芸者との交際も楽しむなどなど奔放な一面も見せていました。
しかし、理解する深い洞察力、そして自分の楽しみが他人にも広がるという独特の人生観も、渋沢栄一の魅力の源です。
「人たらし」の実業家だったんですね。
ご祝儀のマナーとしてはNGなのか?
これに関しては、個人で判断するのでいいんじゃないでしょうか?
新マナーと言われてはいますが、これが現在定着しているわけではありません。
マナー講師の様な方の見解なのではないか?というお話がでている状況のようです。
あとは、渋沢栄一さんのエピソードを聞いた上で、どうするか?
女性関係の話題がどうしても気になって渋沢栄一さんの新札が嫌な方は、旧1万円札を使用されたらいいと思います。
しかし、すでにこういった考えの方が多くいらっしゃるようで、銀行では対応に困っているというお話もあります。
銀行ではすでに新1万円札に変わっている所がほとんどのようです。
根気強く探すか、近くの人に旧1万円札の診察を持っているか相談してみるかになるでしょう。
ちなみにマナー的にはお札の枚数が重要なようです。
お札の枚数は奇数に
本来、お祝いごとには偶数枚のお札は避けるものとされています。
例えば、2万円を包む場合は「1万円札+5千円札を2枚」というように、お札の枚数が奇数になった方がよいとされています。
しかし、5千円を使ってお祝いを包むと、5千円札と1万円札を間違えるなど新郎新婦が混乱してしまうかもしれません。 新郎新婦が縁起を気にしない場合は、「1万円を2枚」でもよい場合もあります。状況をみて包むとよいですね。引用:TANP
マナーに関しては色々な考え方があるようです。
でも、一番大事なのはお祝いの気持ちではないでしょうか?
ご祝儀のマナーはさておき、お金の価値は新旧での違いは今の所ありません。
ぜひこのマナーの事に悩み過ぎて、疲れてしまわないように、楽な気持ちで純粋にお祝いしてあげて下さい!
福沢諭吉はマナー違反にはならない?
旧1万円札のモデルだった福沢諭吉はマナー違反にならない?
結論からいいますと、ご祝儀のマナーという点で考えますとほとんど問題なさそうですね!
福沢諭吉の女性関係は調べた限り、特に目立ったものは見つかりませんでした。
そもそもの女性への考え方が、違います!
このあたりもも見ていきましょう!
男女平等の思想
福沢諭吉は、日本社会における男女平等と女性の立場向上に関して先進的な考えを持っていました。
男女の本質的な平等を強く主張されていたんですね!
- 男女の違いは生殖器官のみで、能力に差はない
- 女性も男性と同様に「万の霊」として扱うべき
- 男女は平等に権利と責任を持つべき
こういった考えは、当時の儒教的な男尊女卑の考えとは大きく異なっていたんですね!
家族観と結婚生活
福沢諭吉は、愛情と尊敬に基づいた新しい家族像を提唱したんです!
- 一夫一婦制を重視
- 夫婦間の平等と相互尊重を説く
- 家事や子育ての寄付を推奨
現代の家族像の根源の様な考え方ですね!
自分自身の結婚生活でも、妻の錦を深く信頼し、家計の管理を任せるなど、実践的な男女平等を実現しようとしました!
女性の社会進出支援
福沢諭吉は女性の経済的自立の重要性を説き、以下のような取り組みを行いました
- 慶応義塾内に衣服仕立局を設立し、女性の就労を支援
- 女性教育の必要性を主張する
女性の経済的自立の重要性を
福沢諭吉の私生活
- 28歳で結婚し、生涯妾を持たず一夫一婦制を貫いた
- 9人の子どもを育て、子煩悩な父親だった
- 家庭内での秘密事を作らず、オープンなコミュニケーションを重視
福沢諭吉は、考え方だけでなく、自分の生活に関しても男女平等と女性の尊重を実践しようとした先駆的な思想家だったんですね!
まとめ
渋沢栄一の新1万円札がご祝儀のマナー違反になるのか?という点と、福沢諭吉はマナー違反じゃないか調査しました。
- 渋沢栄一の女性関係は様々あった
- 妻の千代の公認で妾のくにと一緒に暮らしていた
- その関係は良好で、子供も懐いていた
- ご祝儀の新マナーは定着されているわけではないので、個人の判断
- 旧1万円札の福沢諭吉はご祝儀のマナー的には問題ない
結婚式というお祝いの席では、お祝いの気持ちが一番大事です。
マナーにとらわれ過ぎず、しっかりとお祝いする事を忘れないようにしましょう!!
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