日本のロックバンドであるウルフルズのボーカルトータス松本さんに文春砲が放たれました。
概要は以下の通り
ウルフルズのトータス松本さんが関与する株式会社アサクラが、コロナ禍の「雇用調整助成金」を不正受給し、1億円超の返還がされました。
松本さんは代表取締役としての管理責任を果たさず、会社の不正を把握していなかったと述べ、辞任されました。
事件は社会的信用を損ない、組織運営の透明性や法的制裁の問題が浮上。
※詳細に関しては週刊文春でご覧になれます。※
既に返還はされいているという事ではありますが、今後の活動が気になるところです。
そのことについて書いてまいります。
コロナ雇調金の不正受給の問題点
コロナ禍では多くの企業が大変な思いをされてきました。
そこで国が雇用調整助成金の支給をしました。
会社が仕事が少なくなったときに従業員を休ませる場合、国が給料の一部を助けてくれるお金です。
なので、本当は仕事があったのに休ませたことにして助成金をもらってしまうと不正受給となります。
しかし、この不正受給が一時問題となりました。
実際に困っている企業がある中で、悪質に申請をして不正受給をしていた企業もあったのです。
もちろんそういった企業には以下の様な罰則もありました。
・不正受給した金額の返還
・上記とは別に罰金の支払い
・5年間は他の助成金も貰えなくなる
・自己申告しない場合には企業名が公表される
コロナ禍で数多くの企業やお店が倒産や閉店に追い込まれ、失業する人も多くいました。
日本全体が先の見えない不安にあった事がまだ記憶に新しいのではないでしょうか。
記事を読む限り、既に不正受給したお金は返還されていて、トータス松本さん自身も実際に関与されていなかったとのことです。
しかし、今後の活動への影響があるのではないかと考えられます。
現在の仕事内容
トータス松本さんはソロでの活動もされていますが、ウルフルズが2024年で30周年という事もありツアーが組まれています。
ソロでの主な活動
Eテレの「みいつけた!」にて多くの楽曲をがながれています。
先月の4月には新エンディング曲である「ただいま!」の配信リリースがされています。
また「トータスイス」というキャラクターの声優もされています。
ウルフルズとしての活動
今年2024年がウルフルズに30周年記念にあたる年という事もありグループでの活動が多く予定されています。
8月から10月まで全国ツアーが予定されています。
その他の音楽イベントにも多数参加されるようです。
世間の声は?
以下の様な意見が見られました
・飾り的な代表取締役ではあるが、企業の代表という位置にいた事は事実であり、ある程度の社会的責任があるのではないか?
・不正受給の事実を知らなかったと述べている点に対する疑念や疑問がある。
今回の件を知ってからのスピード感のある対応に関してはある程度の評価をされている印象です。
しかし、相対的にみると企業の代表である自覚の薄さ、責任間の欠如に対して厳しい声があるようです。
活動自粛はするのか
現在のは今後の活動に関しての情報は特にコメントされてはいません。
トータス松本さんのオフィシャルサイト、ウルフルズのオフィシャルサイトともに以下の様なコメントが掲載されてるのみです。
★トータス松本に関するご報告平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
5月30日発売の「週刊文春」および5月29日に配信された「週刊文春電子版」の弊社所属トータス松本に関する記事内容(以下、両記事を併せて「本件報道」といいます)につきまして、日頃から応援してくださっているファンの皆様、そして、ご支援くださっている関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。本件報道に際して、株式会社文藝春秋週刊文春編集部より質問状を受領するまで、トータス松本は事実を全く認識しておりませんでしたが、自らの社会的責任を痛感し、質問に直接回答するべくインタビューに応じ、自ら知るところを包み隠さず話したという経緯でございます。
ご心配とご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。本件報道の内容をトータス松本も重く受け止め、責任を痛感しており、信頼回復に努めてまいります。
尚、トータス松本は、名目的なものではあるものの、本件報道で問題とされた会社の代表取締役の一人でありましたが、同社と協議の上、辞任しました。株式会社タイスケ 代表取締役 森本泰輔
まとめ
今回の文春砲を受けて取締役会長を務める会社の実態を知った事もあり、一見すると仕方ないような印象にもなりますが、やはりどんな形であれ企業の代表を務めているのであれば責任ある立場である事を自覚しなくてはいけないように感じます。
今後の活動に際してもある程度のコメントを求められる場面もあるとかと思います。
子供向け番組のEテレでの楽曲ももしかするとしばらく聞けなくなる可能性もあるかもしれませんね..
ウルフルズの30周年の年ですから叱るべき対応をされて活動できるとよいですね。
今後の動きにも注目です。
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