「え、またホロライブで炎上してるの?」

そんな声がXでざわざわしはじめたのが、ここ数日のこと

話の中心は、6期生の博衣こよりさん。

火種になったのは、ちょっとしたゲーム配信と、そこにポロっと投稿された“ひとこと感想”。

ところが、その小さな一言が思いもよらない速度で広がり、「あれよあれよ」という間にネットで大騒ぎに。

 

いったい何がそんなにまずかったのか?

どうしてここまで大きな話になったのか?

ネットってこわい…と思いつつも、どこか他人ごとじゃないこの騒動。

いま起きていることを、ざっくりやさしく、でもちゃんと深く、見ていきましょう。

ホロライブ博衣こよりが炎上

「ねぇ、こよりちゃんっていま炎上してるって本当?」

最近こんな話が、X(旧Twitter)や知恵袋であちこち飛び交っています。

ちょっとSNSを開いただけで名前がトレンド入りしてるし、なにやらただ事じゃなさそう…って空気、感じませんでしたか?

 

今回の件、ざっくり言うと「正義感と本音が空回りしちゃったパターン」

一言で「悪い」とは言えないし、「完全に被害者」とも言い切れません。

ちょっとしたすれ違いから、大きな炎に変わっちゃった感じなんです。

 

こよりさんは、ホロライブの6期生。

かわいくて元気で、ゲーム配信へのこだわりがすごい“努力派”のVTuberさんです。

特にRPG系では、ストーリーをしっかり読み込んで世界観を大切にする姿勢がファンのあいだでも高く評価されています。

 

でも今回は、その“まじめさ”が裏目に出てしまったのかもしれません。

ある配信中のとあるシーンに対して、ちょっと辛口な感想を投稿したユーザーがいたんですね。

その感想を、こよりさん本人が目にしてしまったことから物語は動き出します。

 

しかも、リプライまで送っちゃったことで、ネット上は一気にざわつきモードへ。

ファンのあいだでも「反応するのは早すぎたのでは?」とか「こよりちゃんかわいそう…」とか、意見がわかれはじめてしまいました。

 

ここで注目したいのが、「なんでたったひとつの投稿が、こんなに燃えちゃったの?」ってこと。

それには、VTuberというお仕事の“難しさ”も関係しているんです。

 

本人が本気で向き合っているぶん、軽いひと言でもグサッと刺さる。

でも反応しすぎると、「煽ってる」って言われてしまう。

まるで、ガラスの上をヒールで歩くようなバランス感覚が必要な世界なんですね。

 

この炎上、じつはただの騒ぎじゃありません。

VTuberとファンとの距離感、SNSでの言葉の使い方──

現代的なテーマがギュッと詰まっているんです。

 

次のパートでは、「いったい何がそんなに問題だったのか?」

話の流れを、時系列でスッキリ整理していきますよ。

Xで何が?炎上をわかりやすく解説!

今回の炎上騒ぎ、はじまりはほんの小さな「ひとこと感想」からでした。

2025年11月上旬、こよりさんが配信していたのは、あの名作RPG「Final Fantasy Tactics」。

しっかりストーリーを読み解く姿勢が好評だった中で、ある視聴者がXに投稿したんです。

 

その投稿には、「なんか上っ面だけなぞってる感じ」「見てる人にはバレちゃうよね」といった、ちょっと刺さる言葉が並んでいました。

ゲーム好きからすれば「そう感じることもあるよね」って思える内容だったかもしれません。

でも、投稿の主語が大きかったんです。「みんな思ってる」的な書きぶりが、火種になってしまいました。

 

そこに反応したのが、こよりさん本人。

「ちゃんと見てから言ってね」「そういうのってすぐバレるよ〜」と、やや軽めのテンションでリプライ。

意見を否定したというより、「誤解されたくなかった」気持ちが強かったようです。

 

でもこのリプが、「煽り」と受け取られてしまったんですよね。

元ツイート主さんはアカウントを削除。ここから一気に、雰囲気がピリピリしはじめます。

 

さらに問題になったのが、いわゆる“ファンネル”です。

こよりさんのファンたちが、「間違ったこと言ってる!」とばかりに集まって、リプライや引用で一斉攻撃。

まるで戦隊ヒーローの出動みたいな勢いで、元投稿者を一気に包囲してしまったわけです。

 

もちろん、こよりさんが「攻撃して」と言ったわけではありません。

でもネットの世界では、影響力がある人の発言って、それだけで“火をつける”ことになるんです。

 

こよりさん自身も、「傷ついた」と長文ポストを投稿。

「事実じゃないことで叩かれるのがつらい」「煽る意図はなかった」と説明しつつも、「感情的に動いたことは反省してます」とも述べていました。

 

SNSって、文字だけだからこそ、ニュアンスが伝わらないことも多いですよね。

軽い冗談のつもりが、怒りに見えたり。

ただの感想が、誹謗中傷と取られたり。

 

今回の件は、「言い方」や「受け取り方」のズレが、大きなすれ違いを生んだ典型的なケースかもしれません。

 

では、こうした騒動って、これが初めて?

実はそうじゃないんです。

次のパートでは、「これまでの炎上」と、そこに対するファンのリアルな声をまとめてご紹介します!

過去の炎上とファンのリアルな反応まとめ

今回の騒動で、「またこよりか…」なんて声もチラホラ見かけます。

実はこよりさん、今回が初めての炎上じゃないんです。

過去にもいくつか“波風”を立てたことがあって、そのたびにネットはザワついてきました。

 

たとえば――2023年の年末、有馬記念で54万円負けたあとに投稿した、あの“もやしディナー”写真。

「ありがとう…もやし…!!」のコメント付きで、48円のもやし炒めをアップしたんですね。

一見、面白い自虐ネタにも見えるけど、「年収数千万なのに“貧乏アピール”はずるい!」と大炎上。

 

でも、ここからの切り返しがこよりさんらしい

なんと、「最強もやしレシピ選手権」なる企画を立ち上げて、もやしレシピをファンと一緒に楽しむお祭りムードに転換。

批判の火を“ネタ”に変えて、見事に鎮火させたんです。

 

また、2022年の『RUST』配信中に、ゲーム内トラブルでちょっとガチギレしちゃったこともありました。

切り抜き動画が出回って、「空気悪い」「こより怖い」と話題に。

でもその後、ちゃんと配信内で謝罪&仲直りエピソードを語ってくれたことで、ファンの信頼はキープ。

 

さらに2024年には、メンタルの不調で配信をお休みしたことも。

「ごはんが喉を通らない」「眠れないほどしんどい」と正直に打ち明けたことで、「またか」「甘えじゃないの?」と一部で叩かれました。

ですが、心配する声のほうが圧倒的に多くて、むしろファンとの絆が深まった印象すらあります。

 

こうして見ると、こよりさんの“炎上”って、いつも「熱さ」がきっかけなんですよね。

ゲームや企画に対して真剣で、気持ちが入りすぎちゃう。

でもそのぶん、ぶつかったときもちゃんと向き合って、前に進もうとしてきました。

 

じゃあ、ファンはどう思ってるのか?

Xでよく見る声はこんな感じです。

「本気でがんばってるのが伝わるから応援したくなる」

「反応しちゃう気持ちもわかるけど、スルースキルも覚えてほしいかも…」

「ファンネルはよくない。でも本人が悪いとも思えない」

 

支持もあれば、冷静な苦言もあって、どちらか一方の意見だけが強いわけじゃないんです。

ただひとつ言えるのは、多くの人が「応援したい気持ち」を根底に持っているということ。

 

今回の炎上は、過去と似ているようで、ちょっと違う。

“言葉の受け取り方”という、ネット特有の難しさが浮き彫りになったケースでした。

 

さて、ここからどうなるのか。

こよりさんは「これで最後にしたい」と言っていますが、ファンの心のモヤモヤはまだ続きそうです。

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