就活に親が参戦?オヤカクされる就活で親離れ子離れはできる?

2024年現在における就職活動は、売り手市場です。

この売り手市場においても、内定をいくつもとれる人もいればまったく内定を取れない人もいるようです。

今も昔もこの辺りは変わらないですね。

私も就活はまったくいい波に乗れずになんとなく就職した口です(笑)

しかし今の就活は少し様子が違うようです。

保護者が就活に関わってくるそうなんです。

就職活動の説明会に親向けのものがあったり、企業が内定を出す前に学生の親に確認を取る「オヤカク」というものがあるそうです。

 

それってどうなんすかね(´・ω・`)?

 

こちらの記事ではそんな、親を巻き込む就活事情に関して感じた事を書いていきます。

よろしければ最後までお読みください(^^)

 

親が参戦する現代の就職活動

ネットにこんな記事がありました。

就活のために大学が「保護者の個人面談」を開催 「オヤカク」が必要な時代だからこそ

引用:Yahoo!ニュース

概要は以下の通りです。

記時の概要
  • 大学生の就職活動の早期化。1年生のうちから親も巻き込んでいく動きが増えている。
  • 企業が内定を出す前に親に確認を取る「オヤカク」が増えている。
  • 売り手市場だが、情報収集や相談が早い学生と遅い学生で差がでている。
  • 大企業にこだわる事で失敗しているが、中小企業にも目を向けることが重要。
  • 大学のキャリアセンターは、学生向けのセミナーやイベントを多数開催している。
  • 親向けの機関誌や懇談会の開催し、親に就職情報を提供して子供へのサポートを促している。
  • 企業が求めるのは、コミュニケーション能力や具体的な経験(アルバイト、サークル活動など)。
  • 親が子どもの多様な経験をサポートし、充実した学生生活を送らせることが大切という考え。
  • 親向けの動画やガイドブックを提供する大学もある。
  • 親と子どもが一緒に就職活動に関わり、時代の変化を理解することが求められる。

現代の就活は親が参戦しているそうなんです。

就活でうまく内定をもらえる人と、そうでない人の違いは昔も今もそう変わらないように感じます。

様々な情報をうまく集められる人と集められない人。

周囲の人間との情報の共有や交換なども行うとさらに効率よく就職活動が進められます。

もちろん今の時代はインターネットやSNSをうまく駆使すればいくらでも情報は入ってきます。

どちらにせよ、この情報をうまく集めることができるかは内定をもらう為にはけっこう大事です。

 

また、大学在学時の過ごし方も就職活動には大変重要なものです。

どのような目的で大学に入り、どのような目標を掲げて行動してきたのか。

大学1年生から就職活動が始まっているという考え方もあるように、学生生活における日々の過ごし方や考え方は就職活動に臨むモチベーションに直結するものがあります。

しかし、なんとなく大学に入り、目的意識も低い状態のまま過ごしてきた学生はその流れのままに就職活動を始めるため、どうしても意識の高い学生に後れを取ってしまう現状があるようです。

私もどちらかというと前者の方で、モチベーションや目的意識がそこまで高く持てず、だらだらと適当に就職しました(笑)

でも親が参戦する就職活動ってどうなんでしょうか?

親離れ子離れができていない?

「オヤカク」の意図は次の様な事のようです。

内定をもらった学生の企業が親の考えに背いた企業の時に、子供に対してダメ出しをしてしまう事で、学生が内定辞退してしまう。

そういった内定辞退が多くあり、やむを得ず企業側は先に親に確認をするという事をされているそうなんです。

 

親にとって子供はいつまでも子供。

しかし、社会的には自立した大人になっていかないといけない訳です。

この就職活動は学生から社会人になるという大きなステップを踏み、自立した大人になっていくのだと思うんです。

その意識は当人である子供が持たなくては意味がありません。

親の方が世間を知っている、この先の情勢を考えた時にこの業界が良いとか。

そういった情報を伝えたりする事はとてもいいと思います。

しかし、必要以上に就活に干渉してしまう事で、自立した大人になる為の細かな自信の積み重ねができなくなってしまうように感じます。

自分の意志で考え、行動し、結果をもらう。

内定をもらえることができれば自信をつけ、不採用であれば落ち込み、また考え挑戦していく。

様々なプレッシャーとストレスに耐え、戦う。

親として見ても不安に感じる事はあると思いますが、ここで親離れ子離れはしなくてはいけないタイミングなのではないでしょうか。

いつまでも自分で考えられない

親が干渉し過ぎる事で子供は自分で状況を理解して考える力が培われなくなってしまうように感じます。

就活では自分で就職したい企業を探したり、調べたり、説明会を聞き理解を深め、さらに探求して自分の意向、方向性や将来的なビジョンをイメージして試験を受けるかどうが考えたしります。

第三者の意見として、親の考えを聞くのもありだとは思います。

しかし、親の考えとは違う方向性であったとき、どのように話をしてあげられるかが重要になってくると考えられます。

就職してブラックだったらかわいそうという心配も、会社の安定性等も、当人は気づかない事もあるとは思います。

しかし、そこで答えを示してしまうと、自分の置かれている状況や判断する事、それに伴う結果やリスクへの責任というものを自分で背負う事をしなくなってしまうのではないでしょうか。

程よい距離感を保つ事を意識しながらさりげないサポートをする事で、自分で行動する事、自分の人生に責任を待つ事を意識していく事ができるのではないでしょうか。

まとめ

現代の就活は親も参戦している事について書いてきました。

就職活動をうまく進められない学生に対してのサポートをしていくことで、貴重な若い力をうずもれさせない為の手段として、親の就活への参戦があるようです。

しかし、その親の過干渉によってせっかく得た内定のチャンスを親のダメ出しによって手放してしまう。

そういった事態に対して、内定を出す前に学生の親に確認をする「オヤカク」という事をするそうです。

就活のあり方もだいぶ変わってきていますが、学生が社会人になるという事に対しての意識を高める事にサポートをしていく事が大切だと感じます。

内定をポンポンとれる事でその先の人生が約束されるわけではありません。

自ら望んだ会社に就職しても辞めてしまう事もあります。

大事な事は、就活をスムーズに進め、内定をもらう事ではなく、自分の人生を自分で選択して行動していく事がいかに大切かを理解させてあげる事なのではないでしょうか。

就職活動はそういった事に関して真剣に考える機会となるイベントの様な気がします。

学生から社会人になり、親元から離れるための準備をしていく。

親離れ、子離れすることで、また新たな家族の関係性を築く事ができるのが最良なのではないでしょうか(^^)

最後までお読みいただきましてありがとうございました!

 

 

 

 

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