こども未来戦略 大学無償化について書いた記事のアイキャッチ

大学の授業料が無料になるかも?

そんなニュースを最初に目にした時、私も思わず「マジで?!」と声がでました。

我が家には子どもが3人います。

将来の教育費を考えると、ほんと…胃がキリキリします。

塾代、習い事、そして大学の学費。

1人でも大変なのに、3人分なんて…って(泣)

そんなとき、「こども未来戦略で大学無償化が始まる」と知ったんです。

「え、本当なの?」と思い、必死に調べてみました(笑)

ですが、実は条件や注意点もけっこういろいろあるんですよね…

この記事では、3人育児中の親目線で、制度の内容やポイントをわかりやすく紹介します。

同じように教育費で悩んでいる方に、少しでも役立てば嬉しいです!

こども未来戦略ってなに?子育て家庭にとってどんな意味がある?

「こども未来戦略」とは、日本政府が打ち出した少子化対策の柱となる国家戦略です。

正直、「またお決まりの話か…」と最初は思いました。

でも今回は少し違いました。

実際に児童手当の拡充や大学の無償化など、具体的な施策が次々と進んでいるらしいです。

以下が主な3つの柱!

1. 若い世代の所得を増やす

2. 社会の仕組みを変えて子育てしやすくする

3. 子育て家庭を継続的に支援する体制をつくる

 

こうして見ると、「本当にやる気あるのかな?」と少し期待したくはなります。

そして、今回特に注目されているのが大学の授業料無償化です。

期待はずっとしてはいるけどね…
コゾウ
コゾウ

大学無償化ってどんな内容?3人育てる親から見たメリットとは

この制度の大きな特徴は、子どもが3人以上いる家庭が対象になること。

しかも、親の年収に関係なく支援を受けられるんです。

これ、かなり画期的じゃないでしょうか?

うちのように「収入は普通程度なのに支出が多い」家庭には本当に助かる仕組みです。

支援の上限金額は以下の通りです。

  • 国公立大学:入学金 約28万円、授業料 年間約54万円まで
  • 私立大学:入学金 約26万円、授業料 年間約70万円まで

    ただし、これを超える分は自費です。

    私立大学では100万円を超えることもあるので、「全部無料になる」と思ってしまうと危険かもしれません。

    それでも支援される金額としては、かなり大きいですよね。

    無償化っていうから全額かと思ったけどね…
    コゾウ
    コゾウ
    通りすがりのねこ
    通りすがりのねこ
    それな

    いつから始まる?制度のスケジュールは?

    「こども未来戦略」に基づく大学無償化制度は、2025年4月から正式にスタートしました。

    すでにこの春に入学した大学生から、制度の適用が始まっています。

    ただし、2025年度は制度初年度ということもあり、申請手続きの遅れや申請漏れが多く発生しているのが現状です。

    そのため、文部科学省は2025年5月に各大学に対し、申請受付の期限を6月末まで延長するよう要請しました。

    これにより、多くの大学が申請期間を延長し、該当する学生や家庭に対して再周知を行っています。

    対象となるのは、子どもが3人以上いる家庭で、扶養内にあることが条件です。

    対象の学校種別には、大学だけでなく、短期大学や専門学校も含まれます。

    注意点として、自動で無償になるわけではなく、各大学や機関への申請が必要です。

    手続きには期限があるため、すでに2025年4月に入学した方も、6月末までに必ず申請を済ませるようにしてください。

    制度は始まりましたが、周知不足や情報の行き違いがまだまだ多い状況です。

    ご自身が対象かどうか不明な場合でも、各大学の学生支援課・奨学金窓口で早めに確認することをおすすめします。

    多子世帯の親が感じるリアルなメリットとモヤモヤ

    正直、めちゃくちゃ助かります!

    「3人育ててきて本当によかった…」

    大学の学費が無償になると知ったとき、思わずそう感じました。

    うちはこの先、子どもたちが順に大学に進学することを考えると、本当に不安しかありません。

    そんな中で、少しでも学費の負担が軽くなるというのは、とてもありがたい話です。

    今まで「多子家庭って本当に報われないな…」と感じることも多かったので、ようやく少し光が差した気がしました。

    でも…

    やっぱりスッキリしない部分もあります

    たしかに、無償化は嬉しいです。

    でも実際は、全額が無償になるわけではないんですよね。

    私立大学などでは、支援額の上限を超える場合もありますし、差額は結局自分で負担しなければなりません。

    制度名から「完全無料になる」と思いがちですが、現実はそう甘くないという印象です。

    さらに気になるのが、「3人全員が扶養に入っていないと対象にならない」という条件です。

    うちは上の子が今はまだ扶養内にいます。

    ですが、将来的に就職して扶養から外れたら、その時点で制度の対象から外れてしまう可能性があるんですよね。

    そうなると、下の子が大学を目指していても、実質的には支援を受けられないかもしれないわけで…正直、それってどうなんだろう?と思ってしまいます。

    それに、1人や2人の子どもを育てている家庭だって、教育費の負担は十分に重いはずです。

    「多子世帯だけ優遇されるのは不公平」と感じる方がいても不思議ではありません。

    制度が始まったこと自体は素晴らしい一歩だと思います。

    でも、「あとちょっと柔軟だったらもっと助かるのに…」というのが、実際に子育てをしている親としての本音です。

    制度はこれで終わり?今後の動きに注目!

    今後も制度の内容は変わっていく可能性があります。

    2025年度の申請では、手続きの遅れや申請漏れが多く発生しました。

    そのため、文部科学省は申請期間を6月末まで延長するよう各大学に求めました。

    さらに、今後は扶養条件の見直しや、2人以下の家庭への支援拡大も検討されているようです(※報道ベースの情報)。

    どうなるんですかね…

    もう少しスピード感がほしいなぁ
    コゾウ
    コゾウ
    とにかく、制度がスタートしたばかりということもあり、まだまだ改善の余地はありそうです。

    まとめ

    「こども未来戦略」で始まった大学無償化。

    3人以上の子どもを育てる家庭にとって、大きな味方になる制度です。

    でも、支援には条件がありますし、申請を忘れたら意味がありません。

    「対象だったのに申請してなかった!」というケースも出てくるかもしれません。

    そうならないためにも、情報収集、そして早めの行動がカギです。

    うちもこれから本格的に子供の進路を考える時期。

    制度を最大限活用できるように、家族でしっかり話し合おうと思います。

    子どもたちの未来のために、できることから備えたい。

    それしかないですね。

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