
突然の「活動終了」発表に、多くのファンが言葉を失ったSHISHAMO。
その余波は、今もSNSやニュースサイトで広がり続けています。
特に注目を集めているのが、“完結”という表現。
一般的な「解散」とは少し違う、この言葉に込められた意味とは一体…?
また、吉川美冴貴さんの体調や、過去の“ある発言”も、ネット上で再び注目を集める要因となっています。
長年3人で走り続けてきたSHISHAMOは、どんな関係性だったのでしょうか?
本記事では、そんな表には出てこないSHISHAMOの“内側”を、
公式発表とファンの声をもとにじっくり紐解いていきます。
あなたの中のモヤモヤが、少しでも晴れるきっかけになりますように。
SHISHAMO活動終了の理由は?
SHISHAMOから大切なお知らせです。 pic.twitter.com/UUKGJXRem4
— SHISHAMO (@SHISHAMO_BAND) September 27, 2025
2025年9月27日、SHISHAMOの公式サイトとX(旧Twitter)で突如発表された「活動終了」のニュース。
この報せに、SNSは一気にざわつきました。
発表直後から
- 「信じられない」
- 「青春が終わった…」
といった声があふれ、
Xでは37万件を超える“いいね”が付くなど、大きな反響を呼びました。
なかでも注目されたのが、“解散”ではなく“完結”という表現。
この言葉選びからは、SHISHAMOらしい誠実さや、バンドへの深い愛情が感じられます。
きっかけは、ベースの松岡彩さんが発した一言。
「これからの自分とSHISHAMOについて話したい」。
2024年の初夏、そんな言葉をきっかけに、メンバー3人の間で真剣な話し合いが始まりました。
そして出た結論が、
2026年6月13日・14日、等々力陸上競技場でのライブをもって“完結”とすること。
2026年6/13(土),14(日)の2日間
Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu
(等々力陸上競技場)にて✨🐟「SHISHAMO THE FINAL!!!
〜Thanks for everything〜」🐟✨
開催決定!!!🎊ただいまから
チケット受付スタート!!!🎫✨
詳しくは特設サイトよりご確認ください!!!📝(松岡)https://t.co/ykUGiylxn5 pic.twitter.com/XDGiWYO1wM— SHISHAMO (@SHISHAMO_BAND) September 27, 2025
この等々力の会場は、SHISHAMOが結成された川崎市にあり、
過去には2度も公演が中止となった“因縁”の場所。
だからこそ、ラストライブの舞台として「ここしかない」と選ばれたのです。
発表文には
「SHISHAMOがSHISHAMOとしてあるべき姿を、最後まで貫きたい」
という決意が込められていました。
引退でも、突然の解散でもない。
「自分たちの意思で終わりを選ぶ」という、前向きで潔い決断です。
とはいえ、「なぜ今、このタイミングなのか?」と疑問に思った人も多いはず。
実績は十分。
紅白歌合戦への出場、ベストアルバムのリリース、武道館ライブなど…
むしろ“これから”に期待していたファンも多かったことでしょう。
そんな中での完結。
背景には、メンバーそれぞれが迎えている人生の変化があると考えられます。
宮崎朝子さんと松岡彩さんは1993年生まれ、吉川美冴貴さんは1994年生まれ。
30代に入った彼女たちは、音楽だけでなく、自分自身の人生とも真剣に向き合う時期に差しかかっているのかもしれません。
さらに、2024年には吉川さんの体調不良もあったと公式に発表されています。
この出来事も「今後の活動の形」を見直すきっかけとなった可能性が高いです。
いずれにせよ、今回の活動終了は、誰かが抜けたわけでも、トラブルがあったわけでもありません。
「この3人で最後まで走り切る」という信念が貫かれた、SHISHAMOらしい終わり方なのです。
引用元:SHISHAMO公式HP
吉川美冴貴の体調不良が影響?
SHISHAMOの活動完結が発表されてから、
ファンの間でひときわ注目を集めたのが、ドラム・吉川美冴貴さんの体調についてです。
公式発表では、2024年に吉川さんの体調不良があったことが明記されています。
引用元:SHISHAMO公式HP
この点に着目し、
「今回の完結は、吉川さんの健康問題が関係しているのでは?」
そんな声がSNS上でも多く見られました。
X(旧Twitter)では、
- 「みさきちゃんの体調が心配…」
- 「元気な姿で等々力のステージに立ってほしい!」
といったコメントが次々と投稿され、ファンの不安と祈りが入り混じった空気が広がっています。
では、その体調不良の“中身”とは?
実は、現時点(2025年9月)では詳細は一切公表されていません。
病名や症状、活動への具体的な影響なども不明です。
また、公式発表以外で、本人から体調に関する詳細なコメントも出されていない状況です。
情報が限られているからこそ、ファンの間ではいろいろな推測が飛び交っています。
- 「過密スケジュールで体力が限界だったのかも…?」
- 「精神的な疲れもあったのかな?」
そんなふうに、想像の域を出ない議論が続いています。
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ただ、ひとつ言えるのは、吉川さんがSHISHAMOの“屋台骨”だったということ。
ドラムという楽器は、体力と集中力の両方が求められる超・ハードなポジションです。
ステージでは一切ミスが許されず、
バンド全体のテンポや空気感をコントロールする重要な役割を担っています。
そんな重責を10年以上にわたって担ってきた吉川さん。
日々の疲労が蓄積していたとしても、何ら不思議ではありません。
その中で体調に不調を感じながらも、
全力で音楽に向き合っていた姿を思うと、胸が締めつけられるような気持ちになります。
それでも、今回の発表では「誰かが脱退する」といった内容ではありませんでした。
むしろ、「3人全員で最後までやり切る」という強い意志がにじんでいます。
だからこそ、ファンとしては、
無理をせず、健康を最優先に、SHISHAMOらしく完結してほしいと願わずにはいられません。
健康はすべての土台。
今回の決断も、きっと“正直で誠実な選択”だったのだと思います。
過去の発言と不仲説の真相
SHISHAMOが活動を“完結”すると発表してから、
ネット上で再浮上したのが、「不仲説」です。
X(旧Twitter)や掲示板では、
- 「やっぱり仲悪かったんじゃ?」
- 「松岡さんが抜けたがってたのかも?」
といった投稿が見られました。
ですが、公式発表では不仲説は明確に否定されています。
中でも印象的だったのが、
「この3人のSHISHAMOがとても好き」
という現在形での言葉。
今もなお続いている、3人の関係性への愛情と敬意が伝わってきます。
ではなぜ、「不仲」という言葉がここまで根強く語られているのでしょうか?
そのきっかけとなったのが、2016年のJ-WAVEの連載での、ボーカル・宮崎朝子さんの発言です。

ただ、文脈をきちんと読むと、その真意はまったく違うもの。
「プライベートで頻繁に遊ぶような関係ではない」
でも、
「音楽でつながっていれば、それでいい」
という、
プロとしての信頼関係を語っていたのです。
例えるなら、同じ目標を持つ職場の同僚。
休日に会うわけじゃないけど、仕事では最高のパートナー!
そんな“大人の関係”に近いのかもしれません。
さらに、メンバーの性格も三者三様です。
- 宮崎さんはリーダータイプで情熱家。
- 松岡さんはマイペースで独自の感性があり、
- 吉川さんはおっとりしていて柔らかい存在。
違うからこそ、支え合えた。
違うからこそ、長く続いた。
その関係性が、音楽にも表れていたように思います。
なお、2014年に初代ベーシストの松本彩さんが脱退した際にも、
「不仲が原因では?」という声が一部で上がりました。
しかし、当時の説明では、松本さん本人が事前に辞める予定だったとされており、
トラブルではなく、ライフプランに基づく判断でした。
バンド結成時から「(バンド所属は)20歳まで」と宣言しており、
2014年8月に20歳を迎えたことから2014年9月11日付で脱退した。
引用:Wikipedia
それ以降、現在の3人体制で10年以上活動を継続してきたという事実こそが、
不仲説を否定する最大の証拠と言えるのではないでしょうか。
SNS上でも、
- 「ライブでの3人の雰囲気を見ればわかる」
- 「仲良しアピールはないけど、信頼感がにじみ出てる」
といった投稿が多数あります。
そして何より印象的なのが、
SHISHAMOのスタンスとして語られてきた「ケンカしても、音楽で解決する」という言葉。
感情をぶつけ合うことがあっても、
最終的には“音楽”で繋がっていた3人。
だからこそ、今回の“完結”という選択も、
深い理解と信頼がなければできない決断だったはずです。
「不仲」なんて言葉では語れない。
むしろ、その逆。
SHISHAMOの絆は、静かで、強くて、誠実なものだったのだと思います。
2025.09.27 Zepp Haneda(TOKYO)
アンコールMC pic.twitter.com/6YKEiS5Q5Q— SHISHAMO (@SHISHAMO_BAND) September 27, 2025
まとめ
SHISHAMOの活動終了は、ただの「解散」ではありません。
3人が納得して選んだ“完結”という形でした。
吉川美冴貴さんの体調や、
松岡彩さんの真剣な提案、
そして、長年積み重ねてきた3人の関係性。
そのすべてが、今回の決断に繋がっています。
「不仲」ではなく、“信頼の終わり方”。
それが、SHISHAMOらしさだったのではないでしょうか。
あとわずかな活動期間。
一瞬一瞬を大切に、SHISHAMOらしいラストステージを迎えてほしいですね。
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