ドラマ『良いこと悪いこと』で急浮上した“博士”という謎の存在。
忘れられたはずの同級生が、なぜ今になって物語の中心に?
犯人予想が白熱する中、真相に近づくカギは過去の記憶と、
ひそかに動いていた“誰か”の存在かもしれません。
博士とは何者なのか?
ドラマ『良いこと悪いこと』で視聴者の間でざわつきを呼んでいるのが、「博士」という存在です。
第5話の終盤に突如として現れたこの“博士”という名前。
SNSでは
「誰!?」
「いきなりすぎて怖い」
「あの掲示板の人物でしょ…?」
といった声が飛び交い、一気に注目の的となりました。
そもそも、博士とは何者なのでしょうか?
物語の舞台となる小学校では、13人の同級生がタイムカプセルを掘り起こしたことをきっかけに、
連続する“謎の死”が発生していきます。
最初は6人の写真が卒業アルバムから塗りつぶされていた、という不気味な演出から始まりました。
しかし、それだけでは終わりません。
回を追うごとに、
「実はもう1人、完全に忘れ去られた“7人目”がいた」
という事実がじわじわと明かされていきます。
この7人目こそが、「博士」と呼ばれる人物。
掲示板に残された「覚えていたのは君だけだ」というセリフや、虫の抜け殻を集めていたという回想。
さらに、“昆虫博士”というあだ名で呼ばれていた少年がいたことまで語られました。
一見すると地味で目立たない存在。
それゆえに、誰の記憶からも抜け落ちてしまった…。
この設定、ちょっと切ないですよね。
良いこと悪いこと
#5将来の夢の中で
『博士』が付くのは
『昆虫博士』しかいない… pic.twitter.com/IM2Rr2BiI7
— 小次郎➡️ゆず丸 (@kojikoji_to) November 8, 2025
良いこと悪いこと
4話でセミの抜け殻の話の時
3人ともバラバラで
ちょんまげ、カンタロー、ターボーって
それぞれ記憶してるけど
堀遼太くんのことじゃない?って思ったCM入る前、卒アル順に全員の夢が流れてて
堀くんの夢は昆虫博士だったのと
公式Xの卒アル写真右下の黄色の封筒?も
↓ pic.twitter.com/R61pseZ3Dg— koton (@s_saaaaa000) November 1, 2025
しかも、“博士”という名称でしか語られないことも、彼の“匿名性”と“象徴性”を強く感じさせます。
名前も顔も思い出してもらえない。
それでも、過去に確かに存在していた人間。
博士は、「記憶に置き去りにされた者」の象徴として描かれているのです。
ミステリーの中で、“記憶”や“忘却”がここまで重要なテーマとして扱われるのは珍しくありません。
けれど、このドラマでは博士というキャラクターを通して、それを極端な形で描いているのが特徴。
果たして彼は、ただの“被害者”なのか?それとも、物語の“復讐者”なのか?
ドラマは今、そんな“博士”の存在を軸に、核心へと突き進んでいる最中です。
犯人予想は博士で確定?
さて、「博士=犯人」なのか?
という問いに、視聴者の多くがざわつきはじめたのが第4話あたりから。
掲示板に現れた謎のユーザー、そして「7人目がいた」という衝撃の事実…。
このあたりから、空気が一変したんですよね。
それまでは、「誰が6人を殺してるんだ?」という感じで、
登場人物たちのあやしい行動ばかりに注目が集まっていました。
スナックのマスター今國とか、冷静すぎる園子の同僚・東雲とか、
「もしかしてこの人が黒幕!?」って思わせる人物は何人もいたんです。
でも、博士が動き出したとたん、流れがガラッと変わりました。
とくに第5話で、掲示板に書き込まれた「覚えていてくれたのは君だけだ」というセリフ。
この一言が、全国の考察クラスタの心を撃ち抜いたんですよ。
良いこと悪いこと考察
この方の意見に賛同すぎる
博士はポケモン、ゲーム、虫取りの絵
その繋がりから視聴者はイマクニって
思ってるけど、イマクニはヒントを出してるだけで
犯人ではない。
新キャラ、キングの娘の担任の先生が7人目濃厚#良いこと悪いこと #イイワル pic.twitter.com/HgQlsvUjAN— みおみおさぶあか【なんでもbot】 (@miomio_koya19) November 9, 2025
「この人が真犯人なの?それとも、ただの被害者?」
と、考察が一気に盛り上がりました。
そして注目されたのが、博士の犯行と思われる“手口の一貫性”。
・転落死した貧ちゃんは「宇宙飛行士になりたい」
・焼死したカンタローは「消防士になりたい」
・事故死したニコちゃんは「トラックの運転手」希望
これ、全部“夢の通り”に殺されてるんです。
偶然…ではすまされませんよね。
むしろ「夢を逆手にとった見立て殺人」って考えると、
博士がその“夢”を今でも覚えていた証拠。
「記憶を消された側が、記憶で復讐する」
これって、めちゃくちゃ皮肉が効いててゾクッとしませんか?
さらに、第4話で映りこんだ“もう1人の影”の正体も話題になりました。
顔は見えず、ただ手と足だけ…。
これ、ミステリードラマの定番演出なんですが、
“いるけど存在が忘れられた人物”を表現するにはぴったりすぎるんですよね。
じゃあ、なぜそんな「忘れられた人」が犯人に?
それはやっぱり、動機が“孤独”や“無視”という地味だけど重たい感情にあるから。
みんなに忘れられた過去。
どんなに努力しても、思い出してもらえない存在って、正直かなりしんどいですよね。
しかも、ただの犯人というより、
「忘却された人間の象徴」として描かれているのが、博士のすごいところ。
ネットでは、「博士=堀遼太説」や「博士=今國マスター説」も飛び交っています。
実際、誰も彼らの過去を詳しく語らないし、周囲もスルーしてる。
つまり“存在を消されてる”キャラっていう点では、条件に当てはまるんです。
七人目が居るのは確定として
蝉の抜け殻集めたりカマキリの卵の孵化してたり
昆虫大好きな男の子
6年1組には昆虫博士になるのが夢の
堀遼太君が居る記憶から消えてる7人目はこの子かな?#イイワル pic.twitter.com/zyP2NNTlxP
— いかさとも (@nishiratamako) November 1, 2025
昆虫博士になりたい子はいたけど
セミの抜け殻
カタツムリの抜け殻の話はあったけど
堀遼太君ではないよね?
この子同窓会来ていたっけ?
#イイワル pic.twitter.com/55yYaaDndv— タヌキ@ドラマ考察アカ (@1105tanuki) November 8, 2025
でもここで疑問が。
じゃあ、本当に博士が犯人なら、なんでちょんまげ(羽立)には心を開いているのか?
「君だけは覚えていてくれた」と語る博士は、どこか“救われたような口調”だったんですよね。
これ、ただの連続殺人犯とは明らかに違うんです。
恨みだけで動いてるわけじゃない、もっと複雑な感情がある。
だから視聴者も、「博士=黒幕」と言い切れず、でも「無関係」とも思えない。
そんな“絶妙なグレー”にハマっていくんです。
現時点では、“博士が関わっている可能性は高い”でも“完全な黒幕とは言いきれない”
この“曖昧さ”こそが、今の『良いこと悪いこと』の一番おもしろい部分じゃないでしょうか?
博士の正体と動機の真相を考察
ここまで物語を見てきて、正直「博士って誰なの?」ってモヤモヤしている人、多いと思います。
名前もハッキリしないし、顔も出てこない。
なのにストーリーの中ではめちゃくちゃ重要な存在。
謎すぎますよね。
ではまず、博士の正体について整理してみましょう。
ネット上で有力視されているのが、「堀遼太」説。
ドラマ本編で名前だけ登場した“未登場の同級生”です。
小学校時代に昆虫好きだったという描写、
そして「夢のビデオ」の中に映っていた「昆虫博士になりたい」という紙――これが、
博士=堀遼太説の根拠になっています。
しかも、羽立(ちょんまげ)が掲示板でやり取りした相手に「博士だよね?」と書き込んだ瞬間、
「覚えててくれてありがとう」的な返事が来たことからも、本人である可能性は高そう。
一方で、「スナックの店主・今國が博士なのでは?」という声も多数。
今國はずっと物語に出ていたのに、誰からも“同級生”扱いされていないんですよね。
あれだけ近くにいるのに気づかれないって、逆に不自然。
さらに、“イマクニ”という名前がタイトルロゴの中に隠れている説もあり、制作サイドの遊び心がにおいます。
「良いこと悪いこと」5話
今國(イマクニ)がポケモンから引用されている
⬆️確定
#良いこと悪いこと
#イイワル https://t.co/8CMfWa65Bz pic.twitter.com/76EVusrMsP— マサカマサ子🪬 (@x09cc) November 8, 2025
このように、博士の正体については“堀遼太”か“今國マスター”のどちらかが有力。
ただし、ドラマあるあるとして「全然関係なさそうな人物が実は…!」というどんでん返しもあり得るので、
油断はできません。
では、もし彼が本当に犯人だったとして、その動機は何だったのでしょうか?
キーワードはやっぱり「忘れられたこと」です。
ほかの誰よりも地味で、影が薄くて、存在を覚えてもらえなかった子。
友達だったはずの6人からも、先生からも、完全に記憶から抜け落ちた。
それって、ただのいじめ以上に、精神的にキツいですよね…。
たとえば、大勢で無視されるよりも、「存在ごと忘れられる」方が傷つくことってありませんか?
ドラマの中でも、“博士”はその“存在の否定”に苦しみ、
ずっと心の奥で怒りや悲しみを抱えていたのかもしれません。
しかも、他の誰かが自分の代わりに人気者になっていたら…?
忘れられた博士と、注目される園子(新木優子)との対比は、
そういった“嫉妬”や“虚しさ”も動機に関わってきそうです。
さらに印象的だったのが、先生・大谷校長の存在。
彼女は過去の「夢のビデオ」を密かに再生していて、誰かに協力していたことが示唆されています。
その相手が“博士”だった可能性も高く、復しゅうに加担していたと考えれば、
博士は単独犯ではないという推測も浮上します。
良いこと悪いこと考察してみたら、、、
第1話のシーンが怖すぎる。担任の大谷先生
「このタイムカプセルは学校が創立50周年
を迎える2025年に掘り起こします」
↑
「掘り起こします」の部分だけ
22年後の大谷校長先生の声じゃね??#良いこと悪いこと #イイワル pic.twitter.com/5d7rd73z8I— 富山魂💙💙 (@toyama_damashii) November 8, 2025
「良いこと悪いこと 考察」
ターボーが犯人の匂いプンプンでしょうがないな〜…。
ターボー!って叫ばれて、
すぐ上見る人って居る?上を指差してキングは叫んだわけじゃないのに。#良いこと悪いこと#イイワル https://t.co/nMB95CLcaa pic.twitter.com/dPHwi6tYn5
— ambushj (@ambush005) October 25, 2025
良いこと悪いこと考察(妄想)12
流石に震えた😨ごんおまえだったのか
丸藤萌歌(がんどうもえか)いつもくり
宇都美啓(うつみけい)いつもくりをくれたのは
今國一成(いまくにかずなり)脚本家の方にラッパーいます?
後2人はちょと韻緩いから
自信ないけど😅#イイワル#良いこと悪いこと pic.twitter.com/V8SR8Ro4fj— 天野アキ (@uVadyYI47vC2p0H) November 11, 2025
また、「誰もがいじめをしていたわけじゃない。けど、止めなかった」という空気感も見逃せません。
みんなが“悪いこと”をしていたのに、それを“良いこと”だと誤魔化してきた。
そんな曖昧な記憶に対して、“博士”は怒っているのではないでしょうか。
博士が求めていたのは、“命を奪うこと”ではなく、
“思い出してもらうこと”だったのかもしれません。
だからこそ、「君だけが覚えてくれてた」という羽立へのメッセージが泣けるんです。
真犯人であると同時に、“最大の被害者”でもある存在。
それが博士の正体であり、動機の核心なのではないか――今後、博士の登場で明らかになる真実に、期待せずにはいられません。
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